河津桜
この1週間ほど寒さの底のようですが、駐車場の河津桜が咲き始めています。

てん

てん

ててーーーん
まだ一分咲きにも満たない感じですが、蕾の色も濃くなって、気温が上がれば一斉に咲きそうですね。

境内にも春の先触れ。
水仙としだれ梅(桃?)がコッソリと。

ジンチョウゲももうすぐです。
秋や冬は、いつから秋で…とはわかりにくいですが、
春だけは植物の様子から実感しやすいですね。
光や温度、水や空気などのはたらきがあることは、植物が芽吹く様子から感じられます。
でもそれは、既にはたらいていたからこそ、今の結果が出ているということですね。
人間も同じです。
見えないはたらきには、なかなか気づけない。
結果が見えると、はたらきに想いを馳せる感性が育まれる。
そこでようやく、お陰様とか有り難うという心がわくのでしょう。
ふと思い出したので、茨木のり子さんの詩を貼っておきます。
厳しいお諭し、心に刻みたいものです。
『自分の感受性くらい』
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


