法輪

唐突ですが、こちらが法輪です。

どこの写真かというと

合同墓に付いています。(こちらはしおさいの庭の合同墓ではありません)

法輪というのはお寺で目にすることもあると思いますが、仏教の象徴であり、時代をさかのぼるとお釈迦様を象徴的に表す記号でもありました。

そもそも法“輪“の輪とは、古代インドの武器チャクラがモチーフとなっているそうで、
チャクラとは投げる武器で、輪に突起が付いており、当てて叩き壊すような使い方をしていたそうです。
チャクラが敵を粉砕するように、仏教は悪魔(煩悩や仏教に害成すもの等)を打ち砕くと。

別の説では、法輪とは車輪であるとの見方から、
輪を支える支柱を教えになぞらえ、
車輪が回ると教えの輪が回る…そういえばお釈迦様が法を説くことを転法輪といいますね…そういうイメージです。

どちらもいまいちピンとこないとしたら、時代や地域性の差異によるんでしょうね。

この法輪ですが、お釈迦様が御在世の当時~数百年、尊者を絵(レリーフ)に描くというのはタブーでした。
仏伝をレリーフで描くときに、お釈迦様のいるはずの場所には光、法輪、菩提樹などが刻まれました。
何もない!というパターンもあります。…察して下さいと言うことでしょうか?
つまり、法輪はお釈迦様の象徴だった時代があります。
それがのちに、仏教そのものを象徴していく。
詳しいことは歴史学者さんにお聞きするしかないのですが、大まかにそんな感じです。

法輪のデザインは、実は様々です。
細かな飾りが装飾されたものからシンプルなものまで。
写真の法輪はシンプル寄りです。
それでも石に刻むには相当難しいはず…田中石材さん、すごい。

余談ですが、端っこに波モチーフも入れていただいてます。

こうして見ると法輪が船の舵に見えてきますが、
違いますよ、法輪です。